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NAICSコードで過去の米国調達の相場をAIから調べる(research_brief)
ハシケの MCP ツール research_brief に NAICS または PSC のコードを渡すと、日本を履行地とする過去の米国連邦契約について、契約金額の分布、応札数、受注企業と発注機関の集中度、需要の頻度、データの品質をまとめた比較市場分析が AI アシスタントに返ります。
最終確認: 2026年10月12日
過去の契約から相場をつかむ
米軍や米政府機関の公告を見つけたとき、多くの企業が次に知りたいのは、同じ種類の仕事が過去にいくらで、何社くらいの応札で、どの会社に発注されてきたかです。米国の契約記録は USAspending.gov で公開されていますが、英語の記録を業種コードで集めて集計するには手間がかかります。
ハシケは、日本を履行地とする過去の米国連邦契約を NAICS(業種コード)または PSC(品目・役務コード)ごとに集計し、比較市場分析としてまとめています。research_brief はその分析を MCP 経由で返すツールで、Claude などの AI アシスタントから呼び出せます。コードを一つ用意すれば、その分野の金額の相場、応札の状況、受注企業の顔ぶれを AI に要約させ、出典の数字まで確認できます。
research_brief が返す内容
結果は集計値です。各数値には、どの母集団(比較対象として集めた契約の範囲)を数えたかを示す populationId が付きます。
- populations:比較対象をどう定義したか。コード、履行地、対象期間、契約の種類、件数。
- awardValue:契約金額の分布。中央値、四分位、最大値、上位一割の契約が全体の金額に占める割合。
- competition:記録された応札数。応札が一社だけだった契約の割合や、競争の形態の記録。
- supplierConcentrationByValue と buyerConcentration:受注企業と発注機関の集中度。
- demand と annualTrend:同種の契約がどのくらいの頻度で出ているか、年ごとの推移。
- recurrence と geography:繰り返し受注している企業の傾向と、受注企業の所在地。
- quality と questions:データの欠けや偏りと、記録だけでは答えられない確認事項。
個々の契約記録は、includeSampleAwards を true にしたときだけ返ります。その場合はレコードとして計量されます。
呼び出しの手順
- 調べたい仕事の NAICS または PSC のコードを確認します。ハシケの案件ページには、公告に記載されたコードが表示されます。
- 開発者向けページ(/developers/mcp)の手順に沿って、ハシケを MCP コネクタとして AI アシスタントに追加します。プログラムから呼ぶ場合は APIキーを発行します。
- 下の依頼文のコード部分を書き換えて AI アシスタントに渡すか、下のリクエストを送ります。naics か psc のどちらか一つは必ず指定します。
- 結果が no_precomputed_brief だった場合、そのコードの分析はまだ作られていません。過去の契約が存在しないという意味ではありません。
- AI の回答を読むときは、数字ごとに populationId と件数を確かめます。金額はすべて米ドルの契約計上額(obligation)で、契約の上限額ではありません。
AI アシスタントに渡す依頼文の例です。<NAICS code> を調べたいコードに置き換えてください。
Use the Hashike research_brief tool for NAICS <NAICS code>. Summarize the median award value and the interquartile range, the share of awards that drew a single offer, supplier concentration and how often comparable awards occur. Name the population behind each figure, keep every amount in US dollars, and list the data-quality notes and open questions the brief gives.curl -X POST https://hashike.io/api/mcp \
-H "Authorization: Bearer <token>" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"jsonrpc":"2.0","id":"<request id>","method":"tools/call","params":{"name":"research_brief","arguments":{"naics":"<NAICS code>"}}}'APIとMCPの利用はプランの利用枠で計量され、各レスポンスに残りの枠が記載されます。
この分析でわからないこと
- 応札数は、詳細記録を取得できた一部の契約からしか数えられません。competition の母集団は全体より小さくなります。
- 過去の契約の傾向は、次の公告の条件や結果を示すものではありません。公告の正式な条件は SAM.gov の原文で確認します。
- 米ドルの金額は、日本の中央省庁の落札額(円)と足し合わせたり比べたりできません。
次に読むもの
出典
この記事で分からないこと
- このページは公開時点のハシケの機能を説明したものです。ツールや出力形式は追加・変更されることがあります。最終確認日は本文末尾に記載しています。
- APIとMCPの利用には契約プランに応じた上限があり、レスポンスに残量が含まれます。